19日、渡利地区の自治振興協議会が開かれ顧問として出席。この日は木幡市長はじめ部長等が出席し地域から出された要望に応えました。共通テーマは①花見山周辺の環境保全の計画策定②花見山周辺の環境整備、③小倉寺地区の避難所として旧渡利浄水場管理棟の整備の3件。
今年花見山を訪れた観光客数は7万9千人。花見山の景観を維持できるのは周辺の花き生産農家の存在です。私が市会議員の当時に、徐々に増加する観光客の対応とともに、景観維持のための花き農家支援の検討を求めた質問を思い起こしました。今回自治振は、そのための計画づくりを市に求めています。
周辺の環境保全の問題も、駐車場近くの方から砂埃が飛んできて洗濯物も干せなくなるくらいになるので、舗装できないのかとの相談があり、渡利支所に要望を届けていた経過があり、今回共通テーマに取り上げらりたことは前進です。
テーマに基づく協議終了後に自由な意見交換の時間が設けられ、多彩な要望が出され活発な意見交換が行われました。その中で私が注目したのは、バスに乗るのも大変な高齢者が多くなる下で、タクシー代の支援が欲しいとの要望が参加した女性から出されたことでした。福島市は小さな交通補助制度を始めたので、自治振興協議会が計画を作ったものに市が補助金を出す仕組みがあるとの回答。市内で既に取り組みが始まった地域もありますが、自分たちだけで計画を作るのは簡単ではないだろうと思いました。地域と行政が一緒になり計画づくりから支援する体制が必要であるとともに、行政が主体となるタクシー代の補助制度がやっぱりほしいと思います。
マイナカード利用に係わり、難しかったとの意見も出されました。印鑑証明を取ろうとしたが、暗証番号を忘れてしまい結局は自宅に印鑑証明のカードを取りに行き用を足したとのこと。マイナ保険証と同じで、健康保険証を取りに行って腰泣きを得たというのとおんなじ構図。マイナカードが本当に必要なのか疑問だらけです。