福島市内各地での議会報告会が、連続して開かれており、土曜日は午前中の新婦人の学習会に次いで、夜は笹谷後援会で報告会を開催、斉藤朝興市議とともに参加しました。ここにも初めて参加される方が何人かおられ、活発な意見交換ができました。果樹を剪定した枝の回収方法や、砕いてチップにしたものの最終処理はどうするのかなど新たな問題も出されていました。
２１日夜の笹谷の報告会
日曜日は３箇所で報告会がありました。午前中に開いた第三学区後援会はたくさんの意見が出され時間をオーバーして話し合いが続きます。どこでもとても時間が足りないくらい、皆さんからの要望も意見も盛りだくさん。屋根の除染は効果があるのか、ボランティアしたいという人は沢山いるが、市に問い合わせたら、危険な作業はさせられないと言われたなど、住民の思いと行政がかみ合っていない状況も様々出されました。
２２日午前の第三学区での報告会
午後は笹木野後援会で報告。土田市議が報告の中で、福島市でエアコンを入れたのが唯一地震で被災してプレハブでしのいでいる野田小学校だが、市内の小中学校全部で９００クラスあるが、リース式だと１クラス当たり１０万円程度でできるはず、早く入れるべきだと主張していると報告していました。福島市は、エアコンを入れるには２５億円かかるが、県から来るのは５億円程度しかないから大変なのだとやらない理由の１つに財源問題を上げているとのこと。但し、不足分は東電に求めることはできると答えているようで、子どもの健康を心配するなら直ちにエアコンを設置すべきです。
２２日午後の笹木野の報告会
夕方から蓬莱地区で報告会。ここでは事故を起こした原発の現状がどうなっているのか、県には詳細な報告がされているのか、県はしっかり報告させて監視してほしいとの要望が出されました。給食センターに勤めているという方から、川俣町に４００万円の食品検査機が入ったが、検査機器を置いている部屋の環境が適切でないので使えないとなって、折角の検査機が有効活用できないでいるとの話が出されました。更に詳細な調査が必要。
２２日夕方蓬莱での報告会
