宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

清水後援会と支所交渉、南相馬市で議会報告会

 23日午後、除染がなかなか進まない清水地区で、共産党後援会が支所と要望書を出して懇談、私も参加しました。18日に渡利後援会で行った交渉の時の市が回答した内容もまだ支所には伝わってはいませんでした。夜には渡利地区で、除染について関係する住民に説明会が開かれましたが、子どもの安全対策を求める意見が何人かから出されたとのこと。市の説明は丁寧でねこれまでとは違うと感じたとの参加者の感想。説明会の最後には、数人から拍手が起きたと聞いてちょっと驚きましたが、ようやく除染が始まることへの期待の大きさだと思います。

夜は南相馬市で議会報告会が開かれ、市会議員とともに話をさせてもらいました。前日に高橋衆院議員が小高に調査に来たばかりでしたが、それにもかかわらず60人近い人が集まり熱心に聴いていただき、活発な話し合いができました。

 警戒区域内の皆さんは、解除になって入ってもいいと言われたが、ゴミ一つ片づけることができない、自分の家の庭に穴掘ってうめておけと言われた、市が片づけるのは道路のゴミとがれきだけだと、水道も出ない、これでどうやって帰れというのかと怒りの声が沢山上がりました。

 避難生活で痴ほう症になった母親の賠償を東電に求めたら、東電の診断書でないと認めないと言われた、こんなことがあるのかとの怒りの相談も寄せられました。