宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

新年度県予算案発表、一般会計で1兆7319億円

 前年度当初予算との比較では、1556億円9.9%の増額です。投資的経費は3645億円、前年度比733億円25.2パーセントの増、公共事業は2404億円、産業復興企業立地補助金800億円などが主な内容。公共事業の中には、小名浜東港整備事業も相変わらず大きな金額が計上されており、県事業だけでも28億円、国直轄事業負担金を合わせると、今年度の63億円とほぼ同額になりそうです。

 除染関連事業に2300億円が計上されています。農業用ため池除染費用等も計上。今年度除染事業費の繰り越しが1800億円程度出そうなので、新年度は合わせると4000億を超す事業費が使われることになります。

 地方交付税は、-180億円、これは地方公務員の退職金引き下げを前提に国が算定してきたものですが、地方からは国と同じようにはできないと反発が上がっている問題。県職労は、退職金引き下げに合意したと報じられていますが、市町村への影響も大きく地域経済にとっても大問題です。