宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

今日から代表質問、自民党が県内全基廃炉を求めること、TPP参加による影響など質問しました。自民党政治がもたらす問題ばかりなのに、政権与党としての反省の言葉はありません。風疹予防接種助成を検討していることも明らかに。

 今日から質問が始まり、自民党と民主県民連合が質問を行いました。

 今日の答弁で、初めてTPP参加による影響額の県試算額が明らかにされました。農業生産額で738億円、地域経済への影響が303億円、合計で1041億円と試算しています。作物ごとの金額はまだわかりません。

 本県は、大震災と原発事故で既に500億円近い産出額の減少が起きており、TPP参加によって更に738億円の影響が予測されるとなると、農業産出額は1100億円、被災前の2330億円の47パーセントまで落ち込むという試算です。これで済むという保証もありません。

 風疹予防接種の助成を検討していることも明らかにしました。風疹患者は今年入って県内で24人、内県北では男性7人、女性2人、計9人といわき市と同数で、県内でも多い地域だけに、早期の予防接種助成が求められます。