宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

下水道終末処理場の汚泥乾燥施設が稼働した福島市堀川町処理施設を視察

 28日土木委員会は総合あづま運動公園内の陸上競技場の改修工事、福島市の市街地の生活排水と雨水が入る合流式下水を処理する堀川町終末処理場の汚泥減容化施設を視察しました。

 陸上競技場は、天然芝は除染事業として張替、トラックは一般改修事業として行われます。

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写真中の乾燥施設の建設費は、約50億円とのこと。下のドラム缶は、5ぶんの1に乾燥処理され小粒子となった汚泥が入っています。蓋の線量は3μシーベルト程度でした。濃縮された汚染物を最終処理するのは、国の責任ですが、今もってどこに持っていくのか全く見通しが立っていません。

 堀川町の下水道汚泥の減容化施設は、4月1日から稼働しており、5分の1に減量された粒子の放射能は26000ベクレルと濃縮されています。排出される汚泥の放射能は、事故直後の最高値、44万ベクレルと比較すると、現在は4000ベクレル程度まで減少しており、濃縮されることで2万ベクレルを超す小粒子に処理されて、ドラム缶に入れて保管されていました。