土木常任委員会で小名浜港東港地区に作られたマリンブリッジを視察。すごい風でしたが、海の上から背後地に建設が進むイオン小名浜店の巨大な姿も異様に映ります。マリンブリッジを一般開放する時期は明らかにされていません。今は東港地区の工事用車両通行に使われることになります。200億円もかけた橋の建設が本当に必要だったのか、改めて問われています。
午後は常磐共同火力発電のIGCC型火力発電施設を視察。私は初めて見ました。社長が挨拶。CO2排出量を15%減少でき、発電効率も2割アップできるが、コストは2割高いので、発電コストはあまり違わないと言います。今建設中の施設はいずれもこのタイプの火発。CO2の排出量が増加することは間違いないと認めたうえで、国のエネルギー基本計画が火発依存を変えない限りにおいては、IGCCの意義は大きいと胸を張りました。
温暖化対策の要はいかにしてCO2の絶対排出量をへらすかですが、国の計画そのものを変えなければ事業者はそのまま事業を進めるだけだという事が良くわかりました。