宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

15日、7月30日判決迎える津島避難者訴訟原告団から支援要請受ける。

 15日、浪江町津島の裁判原告団が、県議団にも支援の要請で来られました。裁判は7月30日に判決を迎えますが、訴えているのは原状回復してほしいと言うことです。そのためには当然除染が必要となり、帰還困難区域の除染に繋げたいと意気込みます。原弁護士など 人が控室を訪問、1時間余の懇談となりました。

 ある原告の方は、二本松市のゴルフ場の裁判で、東電が「無主物」と述べ責任逃れをしていることを見て、原告団に参加を決めたと話していました。

 自民、公明与党10次提言が希望者だけ除染を行うとしていることについては、点の除染では帰還できる環境は取り戻せない。自分のうちにいつでも帰れる環境をつくるのは汚した人の責任だと怒ります。このまま何もしなければ、津島は地図からも歴史からも消えてしまう。それは認められないと語気を強めました。

 東電は、お墓は傷ついていないから損害はない。住居確保損害を含めると全体でみると賠償は払いすぎたと裁判で主張していると。

裁判所の対応は真摯に受け止めているとの感触だと言います。裁判官を連れて2日間の現地調査も行われました。

f:id:m-sizue:20210716095226j:plain