宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県内の新規感染者400人越え。県は全域に蔓延防止等特別措置の指定に

 28日県発表のコロナ新規感染者が400人を超え、第五波の最高がじ30人の1.7倍になりました。県は28日夕方の対策本部会議で蔓延防止等特別措置の指定を県内全域に拡大することを決定します。都市部だけでなく町村でもクラスターが発生、全域での対応は待ったなしの課題です。

 同時に、感染者数の増加に伴い濃厚接触者の特定作業を担う保健所が対応しきれない事態になりつつあり、濃厚接触者の定義を見直すとともに、検査の方針も見直すことに。こんなことでコロナを抑え込めるのか、行政がしっかり感染者とともに濃厚接触者を把握し早期の検査で陽性者の特定、隔離を行うことこそ重要であり、そのための保健所体制の強化は不可欠です。抜本的な体制強化を行わないまま、他の部署からの一時的な支援で凌ぐやり方が限界にきていることを示しています。今からでも体制強化を図るべきです。