宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

28日、県立南会津高校の統廃合に反対する同窓会、PTAなどの住民団体が県議会会派に要請行動。

 28日、2月県議会に統廃合が議案として出てくる南会津高校の同窓会やPTA等の住民団体の皆さんが、統廃合の凍結を求め、県議会の会派に協力要請に来ました。県の強引な統廃合計画で最も矛盾が大きくそのため反対も根強いのが田島と南会津高校の統廃合です。南郷地区にある南会津高校は、地域の高校として伝統を大事にし発展してきた高校で、地域の子ども達はみんな地元の高校に進学するのが当たり前、文字通りの地元の高校だったと言います。

 県は、通学困難な生徒が多数いることを承知しながら南会津高校を廃止し田島高校への通学を強要、通学できない生徒には下宿する選択を迫ろうとしています。子どもの教育を受ける権利を保障する憲法の立場に立てば、廃止などあり得ないことです。県教委は、いかにも教育環境がよくなるかのような説明を繰り返しますが、通学が不便になり部活動も困難になる、下宿にはお金がかかり経済的理由で進学をあきらめざるを得ない生徒が出る可能性が極めて高い、どこから見ても環境がよくなるなんて言えない事は明らか。こんな無茶苦茶がまかり通っていいのでしょうか。