県はコロナ感染者の急拡大を受け、29日から保健所は重症化しやすい人への対応を基本として、その他の人にはSNSを活用した対応に切り替える方針を明らかにしました。発熱外来等医療機関の逼迫を防止するのが狙いです。感染者の連絡取りこぼしを生まないこと、症状悪化に的確に対応できるかが課題となります。
また、濃厚接触者症状がある人に希望すれば抗原検査キットを宅配するシステムを開始します。一人につき1回1個、2回まで対応可能としています。濃厚接触者であるかどうか、症状の有無を確認はせず本人の申請を信頼して申し出があれば即宅配するシステムになっているとのことです。抗原検査キットなので、無症状では検査しても反応しないことか多く、検査の限界は出てくることは避けられません。このシステムを機能させるためにも検査キットの確保が不可欠です。