宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

国連憲章と国際法違反のロシアのウクライナ軍事侵攻は許されない。日本は憲法9条の立場を堅持すべき

 ロシアがウクライナに軍事侵攻し軍事拠点攻撃を強行、ウクライナ政府は少なくとも8人が死亡し9人が負傷したと発表しました。国連憲章国際法を無視した暴挙に満身の怒りを込めて断固抗議します。旧ソ連が崩壊しソ連の領土だったウクライナは独立国となりました。ロシアがウクライナの一部を勝手に独立国と認定して安全保障条約を締結、同盟国の安全確保の口実でウクライナに侵攻することは重大な主権侵害であり到底認めらません。ウクライナが一部地域の独立を認めるのか否かはウクライナ国が決めること、それが民族自決権です。勝手にロシアが介入できる論拠はどこにもなく、世界がロシアの無法を許さない国際世論で包囲することが大事です。

 日本は、憲法9条で武力行使と武力保持を否定し国際紛争は平和的な話し合いで解決する立場を国内外に宣言している国として、この立場で国際社会に働きかける必要があります。アメリカが今後どう対応するのかが問われますが、武力行使に参加するようなことは絶対に行うべきではありません。世界情勢が激動するときに、敵基地攻撃能力の保有を検討するなどと武力が事を構えようとするような日本の姿勢は戒めなければなりません。