17日、16日夜中に発生した地震で大きな被害を受けた相馬市と新地町を調査。地元の党支部と議員の案内で被災住宅や道路等の公共施設を見て回り、新地町では町長と懇談し要望をお聞きしました。
相馬市で案内してくれた地区役員の菅野さんは、自宅が昨年に続き被災。ようやく家の中を通れるように片付けた状態と言いつつ、市内を案内していただきました。各所で家屋の屋根瓦が崩落し、職人さんが早速復旧工事をする姿が見られます。自宅の他七の基礎から前庭まで亀裂が走りシャッターがずれてしまったお宅、ブロック塀が壊れた家など被害の内容は多様です。
新地町ではたまたま在庁していた大堀町長からお話を聴くことができました。去年の被害と今回は少し様相が異なるようだがダブル被災の世帯も多いため、町は直ちに全世帯に一律3万円の見舞金の支給を決めたと言います。これから災害認定の調査に入らなければならないが、調査できる職員が不足しているため昨年同様県からの派遣もお願いしたいと言います。昨年は一部損壊にも県が独自の支援金10万円の補助があり助かった。今回もぜひ適用してほしいと要望を受けました。県のリエゾンが町に派遣されており打ち合わせ中でした。
新地町で被害が大きい駒ヶ嶺地区に入ると、屋根瓦の崩落が随所にあり被害の大きさがうかがい知れます。 屋根だけでなく外に面した玄関や廊下の戸が全部壊れ雨風が直接吹き込む状況のお宅では、困惑顔に途方に暮れてどこから手を付けていいか分からないと話していました。