宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3.12群馬県のさよなら原発アクションで福島の報告。汚染水問題とともに、子どもの甲状腺がんに高い関心が

 12日、群馬県高崎市で開かれたさよなら原発アクションで福島の現状と汚染水問題について報告。ここには何台もの右翼の宣伝カーが来て集会始まる前から大音量を発して集会が終わるまで妨害行動を続けました。警察が大動員されていても取り締まらないため妨害が鳴りやまないのです。騒音規制以内の音量との理由。自由な集会を妨害する団体の民主主義破壊に危機感を感じました。

 この集会は毎年開かれており、コロナ禍で参加が減ったとは言え800人ほどの人が県内から集まって反原発を訴え続けている取り組みには頭が下がります。 集会の発言は私を含めて、ジャーナリスト、福島県からの避難者の3人でした。今回特に関心が高かった問題の一つが甲状腺がんでした。主催者も裁判を起こした原告への支援を訴え、ジャーナリストは甲状腺がんにかかり再発した若者の手記を朗読。原発事故と甲状腺がんの因果関係は科学的に証明されていませんが受け止めも様々です。福島県外の人ほど、原発事故と子どもの甲状腺がんを結び付けて深刻に捉えていることが窺えます。