宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

13日、格安で折り曲げられるペロブスカイト太陽光発電設備が世界では大量生産体制に。開発者宮坂氏がラジオ番組に出演

 13日の朝のラジオ番組にペロブスカイトという新しい太陽光発電設備を開発した宮坂力氏が出演し、インタビューに応じていました。宮坂氏は桐蔭横浜大学教授です。現在太陽光の原材料はシリコンですが、ペロブスカイトはヨウ化鉛、メチルアンモニウムが素材でいずれも国産で調達でき、シリコンとほぼ変換効率も変らないと言います。軽量、かつ折り曲げられるためどこにでも設置が可能です。1日の製造量も多くなり、生産費もシリコンの半分程度でできるとのこと。既に中国では量産体制が作られているとも言われて、日本で開発された技術なのに、日本ではまだ本格的な生産体制が作られておらず、後れを取っているとのこと。宮坂氏は本格生産体制ができれば、日本のエネルギーの半分から8割合を賄えることをめざしたいとの抱負を語っていました。日本のエネルギー自給率は12%、国主導で新技術の進展が期待されるところです。