宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島市の中心市街地開発、東西連絡橋の巨大開発で乗り越えられるのか

 福島市の駅東西開発に暗雲が立ち込めています。東口の再開発ビルは、資材高騰も相まって建設費が大幅増額となり、規模を縮小した分棟方式に見直す方針が示されました。西口は、イトーヨーカ堂の撤退で、後に入るテナントの見通しが全く立たない状態と、東西いずれも暗礁に乗り上げています。福島市はこの事態打開のためとして、東西を結ぶ連絡通路ペデストリアンデッキの建設を市議会全員協議会で提案しました。それぞれの利用形態が明らかになった上で必要があるというならまだしも、西口開発を誘導するための事前策として連絡橋に多額の税金を掛けるのは余りに無謀すぎます。東西口の開発は、もっと丁寧に市民の声を聴いて慎重に進めるべきです。