宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

TPPに明確な反対

TPP問題に関する「民主福島」ができました→「民主福島」をダウンロード

以下はそこからの転記です。

TPPは農業だけでなく国そのものを滅ぼす

TPPで困るのは農業関係者だけではありません。医療や介護、保険、労働者の賃金、町工場などあらゆる分野に影響を及ぼし、日本の地域経済そのものを破壊します。

いま懸念されている世界的な食料不足や先物買い投機で食料価格が急騰したら、「金持ち」しか食べられない国に逆戻りです。だから東アジア13カ国のうち、TPP参加は4カ国だけ。結局、アメリカが日本に農産物を買わせる仕組みというのがTPPの本当の姿です。

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幅広いみなさんと力をあわせてがんばります

宮本しづえ副委員長が市農業委員会の協力のもと、農水省の示した基準で計算をした結果、TPP参加による農産物の生産減は、福島市だけで33億7千万円にのぼることが分かりました。指をくわえて見ているわけにいきません。

そういった中、JAと革新的な団体が互いの集会の中であいさつをしたり講演をするなど、これまでにない幅広い共同の輪が広がっています。日本共産党も幅広いみなさんと力をあわせてがんばります。

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福島市農業委員会の立花正清会長さんたちと懇談

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JA新ふくしまの吾妻雄二組合長さんたちと懇談

 

議会で明確な反対貫けるのは・・・

民主党はTPP推進、自民党も「TPP賛否4月(選挙)以降に先送り」(産経新聞)という態度。この現象は県議会でも現れています。

JAなどが出したTPP反対の請願が趣旨採択されたものの、肝心の国への意見書を民主党がTPP参加協議前提のものにしてしまいました。共産党は修正を求めましたが、福島市選出の民主党県議が参加協議前提に固執し、オール与党の一員である自民党民主党に対して折れてしまいました。共産党は参加協議前提の意見書には賛成できないので退席しました。結果、東北・北海道で唯一、反対を貫けない意見書になってしまいました。