宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

農林漁業振興大会参加

 17日、二本松市で全県の農林漁業者1000人が集まり、復興大会が開かれ共産党県議団から3人が参加。お昼の休憩時間には、JA新ふくしまの吾妻組合長さんや、双葉の志賀組合長さんたちと懇談することもできました。

 県中央会会長の挨拶は、県内農業が置かれた深刻な状況があるが、農業を続けながら再生を目指す決意を述べました。全中の万歳会長も来賓あいさつされ、TPP参加は断固として認められないとの固い決意を示しました。

 漁業者の代表は、奥さんを津波で亡くされ、失望の淵にいたが漁業の再開の希望を持って頑張りたいと決意表明し、大きな拍手に包まれました。

 シンポジウムで基調報告を行った福大の小山準教授は、福島県の農林漁業の再建のためには、きめ細かな線量測定を徹底し、情報公開していくことで、信頼を回復することしかない。県が二度の誤った安全宣言を出したことが、不信を招く原因となったことを教訓に、三度の過ちを繰り返してはならないと力説しました。