宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3日、県都市計画審議会。富岡町の都市計画道路の変更について審議。

 今日の県都計審が開かれ、富岡町の都市計画道路の変更案についての審議が行われました。新しい街づくりを進める主体は住民、いかに住民の意見を反映させるのか、その仕組みが重要だと指摘。今後のまちづくりは、10月の国勢調査の結果も踏まえ検討したいとの説明があったので、従来の方法で国調が実施されれば、人口はゼロの町になってしまうことから、国が何らかの新たな方法を検討しているのか訊くと、それは今のところないという。

 人口を4100人程度と見込み、町内の帰還者を2500人、町外からの流入を1600人程度見込んでいるとの説明。イノベーション構想による人口増を期待しているものの、本当に期待できるのかどうかは不明です。帰還の時期も国の指針通り2017年4月と想定しています。いずれにせよ、町民が安心して帰還できるインフラ整備が前提でなければなりませんが、町と協議しながら進めるというにとどまっているのが実態。新たなまちづくりはまだまだ模索の域を脱していません。