宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

15日、金谷川駅前ひろばでフードバンク。食料を受け取りに170人が訪れました

 15日、福島大学がある金谷川駅前広場で民青同盟主催のフードバンクが開かれ私も学生の状況を知りたくて参加しました。開会は1時からでしたが12時ごろから学生さんがぽつぽつときはじめ、1時の開会時間には用意した食料の大半が捌けてなくなる状態。最終的には170人近い学生さんが訪れました。用意した食料が無くなったため、住所を聞いて後日届けることにしました。金谷川駅周辺の学生向けアパートにチラシを入れ、当日はハンドマイクで呼び込みを行いましたが、こんなに来てくれるとは嬉しさと同時に、学生が置かれた生活実態の深刻さの反映でもあると思うと、この人たちを支えられる社会、政治にしなければの思いを強くしました。また、当日会場に食料や募金を届けてくれる赤旗読者の方も沢山いて、若者を応援したいという気持ちがひしひしと伝わる取り組みとなりました。

 来場した学生さんに「何か困っていることないですか」と聴くのが私の役割でしたが、若い女子学生が「デザートが食べたい」といったのがとても印象的でした。聴くとバイトの仕事がなかなか入らないため生活費が不足していると。福島のおいしいリンゴを食べて元気出してねと励ましましたが、ここに来た学生は遠くから福島に来て学んでいる若者たち。北海道、静岡、いわき市という人も。1年生はようやく対面の授業が始まり学生になった気がするとも。

 福島で学んだ若者たちに、同じ若者や大人たちが応援しているよとのメッセージを届けられた良い機会になると同時に、社会に希望をもって羽ばたいてほしいとの思いを強くしたフードバンクの取り組み。準備した若者たちの心意気を高く評価したい。

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