宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

16日、商労文教常任委員会審査。教育委員会審査で、スクールサポートスタッフの国の予算が一律8割に減額が判明。

 16日、教育委員会の審査。補正でスクールサポートスタッフが大きな減額になった理由を質すと、国が一律に予算を8割に減額したためと説明。コロナ禍の下で教員の負担も増加しており、スクールサポートスタッフの役割が益々大きくなっている中、国が予算を減額するなどあってはならず、厳重に抗議すべきと求めました。未配置となっているのは小中学校が34校、高校4校、特別支援学校が1校計39校です。

 伊達の特別支援学校の校庭に貯水機能を持たせるため、コンクリートの擁壁を設置する問題で、障がい児が楽しく希望をもって通学できる明るい学校にするため、擁壁にペイントなどで工夫を凝らすよう求めました。

 県立高校改革では、前期実施計画が地元から大きな反対の意見が上がっている学校が沢山ある。後期計画を急ぐのではなく、立ち止まって県民の声をもっと聴くべきと指摘。特に南会津高校を田島に統合することには無理があるとして、朝の6時のバスに乗らないと授業に間に合わない地域から通学させることが、良好な教育環境と言えるわけがないと指摘。県は、田島から南郷に町がバスを出しているなどと全く逆の説明をしました。地域協働推進校として存続を求める地域住民の声に応えるべきだと強く求めましたが、担当課は、その要件には当たらないと述べるだけで、まともに検討する意思は見られません。