宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

30日、常任委員会審査。教育委員会に多忙化と教員不足解消を求めました。

 教育委員会補正予算は物価高騰による電気代の維持管理費の増額。県教委が契約していた電気事業が今年3月で事業を閉鎖し、東北電力関連会社と契約したため、契約金額が見込んでいたものより1.2倍になったことと、電気料金引き上げ分を加えると当初の約2倍に膨らむことになりました。白河の修明高校の作業棟の議案に関わり、エアコン設置の要望があることを伝え、検討すると答えました。

 教員不足に関わり、6月議会資料提出された高校のいじめによる長期欠席事案の調査委員会報告について、学校がいじめを受けた生徒に寄り添いよく話を聞く必要があること、いじめに関する基本的な理解を深める必要があること、学校の組織的対応も不十分だったと指摘されていた点を紹介し、根本には教師の多忙化、人員不足があると指摘、早期の対策を求めました。

 南会津高校と田島高校の統廃合について、課題とされた通学手段は通学バスを運行するとしているが、町が運行の主体としながら、県の財政負担、生徒の利用料金は未定と回答。まだ決まらないのは町も住民も納得していないからだと指摘し、この統合はいったん凍結し、話し合いを継続するよう強く求めました。