宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

16日、教育委員会審査。南会津高校統廃合は凍結を。

 16日、教育委員会審査。スクールサポートスタッフ予算の大幅な減額理由を聞くと、募集しても集まらないとのこと。時給949円は他県と比較しても少ない方ではないとのこと。昨年は839円で低すぎるとの私の指摘もあったので、引き上げたと述べました。しかし、仕事の割には賃金が引きすぎると指摘、さらなるアップを求めました。

 南会津高校統廃合関連では、通学バスのルートと料金はほぼ決定したと述べ、バス料金は1か月1万5000円程度で考えているとしました。しかし、住民への説明は未だ行われておらず、子どもたち、保護者の合意はこれからであり、合意なしの統合強硬は止めるべきで、当面は凍結すべきと求めました。

 国が産休代替え教員を年度当初から採用してプールできるとしたことを踏まえて、本県の取り組みを質しました。国がプールを認めたのは産休代替のみ。県の調査で産休に入る予定の教員は20人と把握、常勤講師を配置するとしました。常勤講師の不足が常態化する下で、正規採用を求めましたが、国が認めていないとの理由から、それはできないと答えました。

 発達障害を持つ児童生徒の割合が、10年前の6.5%から8.8%と増加したことについて、県内の状況と対応を聴きましたが、県内30校が抽出調査の対象となったが、県だけの取りまとめたものは国から出されていないとのこと。発達障害が正しく認知され掌握されることは個別の支援計画を策定する前提となり、重要だと指摘したうえで、個別の支援ができるような体制整備を求めました。