宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

27日、大橋県議が一般質問。若者対策で知事に奨学金返済補助の実施を迫る。

 27日、大橋県議が一般質問に立ちました。大橋さんは今期最後の質問になります。今回も青年の要望を取り上げ、奨学金返済補助の実施を知事に迫りました。県は、産業人材育成のため、奨学金返済補助を行っていますが、目的が産業人材確保支援のため、県内出身者とは限らず、実際は予算の半分程度しか活用されていません。今やどこの県も人材確保に力を入れており、本県の施策は特別ではなくなっているです。だから、一般的な産業人材確保ではなく、大学入学等で県を一旦離れた若者が、就職するときに故郷に戻ってもらう対策に特化して支援するとなれば、制度の周知もし易く利用も促進されることは間違いありません。もっと県民に視線を向けて支援する県の姿勢こそが求めらているのです。

 最低賃金1500円への引き上げを国に求める点でも、国が決めることとまるで他人ごとです。ジェンダー平等では、本県は早い時期から男女共同参画条例をつくり取り組んできた件なのに、県も市町村もパートナーシップ制度を持たない全国2県(宮城、福島)の1つという不名誉な実態です。この遅れた県政を変えるのが県議選挙です。