宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

春闘満額回答の一方で、社保倒産企業相次ぐ。中小企業の社会保険料負担軽減直ちに実施を

 春闘が山場を迎えていますが、大企業では労組の要求に満額回答する企業がある一方で、中小零細企業では社会保険料も納められず倒産に追い込まれる事例が相次いでいるといいます。コロナ特例融資の返済を迫られても返済できないばかりか、社会保険料すら納められない事業者への社会保険庁の取りたてが厳しさを増しているためです。賃上げどころではなく、企業は存亡の危機に立たされているわけです。

大企業への行き過ぎた減税を改め、中小企業への社会保険料負担軽減で最低賃金引き上げをとの日本共産党の提案はいよいよ切実に求められています。