宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

来年度予算説明受け、各団体の皆さんと懇談

 2日の予算説明を受けて、本日さらに詳細な説明を受けました。県民が求めている一番心配な健康への影響を最小限にとどめ、絶えず検診で自己チェックできるシステムを作る点では、要求に応えるものにはなっていません。

午後に団体の皆さんから議会に向けた要望をお聞きしました。大きな予算が付く除染事業について、意見が集中。スーパーゼネコンの食い物にしていいのかとの問題提起が皆さんから出されました。下請けで働く労働者の賃金保障する公契約制度の必要性を改めて確認しあいました。

農民連からは、全ての水田で作付することを前提に、できた米は全量国が買い上げて管理する方式を考えてほしいとの要望が出されました。現在会津のこしひかりは、動いていない。集荷業者は、1俵14000円で買っているが、実際売るときには13000円にしかならないために、赤字を抱えながらやっているのが実情。国は100ベクレル超えるコメを買い上げるといってるが、そうではなく貸付けし、東電に請求し返還せよという形。コメの全量検査しようとすると、35万トンで1日240袋、330日かかることになるとのこと。県はベルトコンベヤー式の検査機を全権で150台配備するとしてこの計算なので、もっと検査機器を増やす必要があります。