宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

26日、県母親連絡会が県政学習と大会決議に基づき県と交渉。食健連、農民連も県交渉し被災者支援を要望。

 26日、県の母親連絡会が夏に開いた県母親大会の決議に基づいて県と交渉を行いました。交渉に先立ち県政学習を行い私が報告しました。

 1時間の交渉では、県独自の学力テストの廃止を求める要望で何人かが発言。子どもがどこでつまずいているのかは県の学力調査をやらなくても教師が一番よく知っている。学力調査のために教師も子どもたちも多くの時間を取られ春休みには沢山の宿題が出されるなど、子どもの生活にも重大な変化をもたらしている実態を示し、中止を求めましたが県の回答は同じことの繰り返しです。

 県独自の30人学級や30人程度学級のために必要な教員を正規ではなく常勤講師で非正規扱いとしている問題も取り上げられましたが、標準法でできないとの一点張り。できない法律ではなく県の姿勢こそが問題なのです。

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 同時間で農民連も県交渉を行い、今回の台風で被災した農家の支援を求めました。この話し合いの中で、土砂流れこんだが田んぼでは米の放射線量が高く出ているとの指摘がありました。県は全袋検査を来年度以降見直しする方針ですが、参加者からは土砂被害を踏まえてコメの全袋検査は継続すべきとの要望が相次ぎました。農民連が取引している業者からは、検査済み証があるから福島のコメが売れるけれど、それが無くなったら売れなくなると言われている事、福島のコメは店頭には置けないと言う業者すらいる実態も示して検査の継続を求めました。

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