宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3週刊ぶりに福島駅前の朝宣伝、自主避難の子どもの教育権保障はどうなるの?

 いわき市議選支援で途切れていた福島駅前での朝宣伝を再開しました。

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 大震災と原発事故から1年半が経過。まだまだ復興の緒にもつかない深刻な実態が各地にあります。

 昨日分かったことは、自主避難者の子どもは、原則住民票を移動しないと義務教育の学校にを受け入れてもらえないということです。個別に市町村の協議で合意すれば、受け入れはできるとしています。

 会津若松市に自主避難している子どもが、市立学校に入れずに、私立の学校に通学している子どもがいると言う話を聞いたのが発端です。県外に自主避難している人からは、そのような話はなかったのにどうしてなのかと、県教委の担当者に理由を聞くと、国が去年の11月にそのような通達を出していたことが判明。国の指示通りの取り扱いを決めた、会津若松市会津美里町猪苗代町が住民票を移動しない自主避難者の子どもを受け入れていないことが明らかになりました。

 どこにいても、子どもの教育を受ける権利は保障されなければならないというのは、憲法基本的人権です。国が勝手に線引きして避難指示区域だけは住民票の移動なしでもよしとしているのは、原発事故の被害を避難指示区域内に閉じ込めたい思惑がありありです。国が憲法違反を平気でやることは許されないのではないでしようか。もっといからなければ。

 今日、赤旗記者が関係避難者に取材しています。