宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

14日から3日間議会運営委員会で長崎、熊本、鹿児島3県を視察。議会改革でどこでも模索が

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長崎県議会で


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豪華な鹿児島県議会議場

 議運の視察が、今回は九州3県を視察し、議会改革の取り組みを見てきました。長崎県は、通年議会を取り入れたところ。専決処分はなくなったが、基本的な議会開催は通常の月で行われていました。自治法改正で、通年議会が可能となったことから、取り入れるところも増えつつありますが、議会審議を形骸化しないための工夫はそれだけではなく、鹿児島県では、あなたのそばに県議会と称して、常任委員会が地方に出かけてその地域の声を聴く取り組みが行われるなど、様々な工夫を凝らしながら県民に開かれた議会にするための努力が見られました。

 3県議会とも本会議の開会時間は、午前10時から。離島選出の議員もいますが、前泊するので問題はないとのこと。質問時間を確保する努力が払われています。福島県議会ももうその時期ではないでしょうか。

 また、質問は一問一答方式が共通しています。聴いている県民には分かりやすいと思います。但し、議員の任期中の質問回数を決めている議会が少なくないのは気になります。その点では、市町村議会の方が議員の質問権を保障しています。

 鹿児島の議会棟の立派なことには驚きました。他県の議会を視察するたびに立派な庁舎に圧倒されます。

しかし、今福島県議会に求められるのは、いかに県民に寄り添った議論を尽くせるかです。

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鹿児島県庁最上階の展望台から見た桜島は、噴煙を上げ火山灰で山の輪郭も市内も良く見渡せないほど。こういう日は外に洗濯物が干せないそうです。