宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

23日、西会津町奥川地区と磐梯町の大雨被害調査。

 23日、8月3,4日の大雨による被害を受けた西会津町奥川地区と磐梯町を視察しました。西会津町では副町長が、磐梯町では町長が対応。被害の全体説明とともに現地調査に同行いただきました。奥川地区は気になってはいたものの現地に入れなかったこともあり後回しになっていましたが、小林町議が町に取り次いでくれました。奥川地区は、県管理の奥川沿いに集落がありますが、周囲の深い山からの水が沢を下り川からは高い位置にある住宅でも床下浸水が起きていました。河川が溢れて流域の道路、護岸が壊れ、水田には大量の水が流れ込んで収穫ができない状態です。

 この地域は高齢化が進み、耕作できない農地は若い農業従事者が委託を受けて耕作を維持しているが、所有者に復旧の意思がなければ農地の復旧ができないので、激甚災害指定を受けて農家負担をほぼゼロにできなければ復旧が難しい。農家と委託を受けている農業従事者の再生産意欲を継続させられるかどうかに地区の将来もかかっていると副町長は話しています。

磐梯町では町長から被害説明を受けたのち、七ツ森のペンション村の中の町道路盤が壊れた箇所を視察しました。磐梯町でも町道、農地の被害が出ており、県と災害復旧工事の対象となるかどうかで協議しているが、県は基準があるからと災害認定が厳しい。何とか災害認定してほしいとの要望を受け、今回の災害全体に対して激甚指定する必要があるとの認識で一致、ました。

奥川支所で被害の概況説明を受ける

西会津の副町長から現地で説明を受ける

泥に埋もれた水田

道路敷が壊れた

 

手前右の磐梯町長から説明を受け要望を聴く

七ツ森ペンションの町道被害箇所で左の副町長から説明を受ける