宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

14日、2月定例会が開会。災害基本条例、カーボンニュートラル推進条例、土砂埋め立て規制条例等の条例案を提出

 14日から2月定例会が開会。知事は提案説明で今議会に提案する議案について説明した中で、この間の連続する災害、地球温暖化、県内への土砂搬入等に対応するため、新たな県条例の制定を行う方針を示しました。

 復興関連では第2期復興創生期間とその後も切れ目のない対応を求めるとし、FREI開設効果を広域的に波及させる取り組みを行うとしました。

 知事は説明演説の最後の部分で、「明るい福島だけが福島の姿でしょうか」と述べた昨年の復興祈念式典の高校生の言葉を紹介し、福島が今もどのような困難を抱え、今も苦しみ続けているのか、事実と教訓を伝え続けていかなければならないと述べ、県民や本県に心保寄せて下さる全ての方々とともに復興に向け挑戦を続けていくと語りました。この部分はこれまでの知事の所信表明演説とは少しニュアンスを異にする内容だと感じました。震災、気先発事故から13年、今も癒えることのない悲しみや苦しみを抱え続ける県民に寄り添うとした県政トップの決意が、県政の各種施策に生きることを期待したい。