宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

18日、ALPS処理水海洋放出について東電が復興共同センターに説明。地下水抑制対策こそ急げ。19日は今年度1回目の放出に抗議の宣伝

 県復興共同センターがかねて求めていたALPS処理水の海洋放出計画について、18日東電から説明を受けました。今年度は明日19日に第一回の海洋放出を計画しています。放出計画の事前説明は国の認可要件ではないが、県廃炉安全監視協議会に事前説明を行ったとしています。東電は30年間でタンクの処理水は海洋放出する計画ですが、新たに発生する汚染水間量を勘案した場合に、30年で終了できるのかは今日の説明を聞いても疑問です。但し、年間のトリチウム放出量22兆ベクレル以上は流さないことが認可要件なので守ると述べる一方、もっと早い終了を求める声が上がり、国が認可要件を変えれば22兆ベクレルを超えることは可能となるとも述べまた。2023年度の4回の放出により減少した保管量は1万9千トン。2024年度は5万4600tを7回に分けて放出する計画です。新たに発生する汚染水を差し引くと18基分の減を見込んでいます。新たな発生を抑制する抜本対策を早期に講じるべきです。

19日、今年度最初の海洋放出に抗議し街頭宣伝を行いました。