宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

15日、東電が生業裁判原告家族を差別、追加賠償後回しは直ちに是正をと東電と交渉。

 15日、生業裁判原告団弁護団と復興共同センターは、東電の追加賠償支払いで、原告の家族に対する追加賠償を払わず後回ししたている実態を示し、直ちに是正し支払うよう求める交渉を行いました。ここには約30人が参加。弁護団からは、生業裁判の原告がいる世帯の原告でない方への追加賠償が殆ど払われていないため、多くの問い合わせが来ている実態を示し、これは明らかな差別と指摘。裁判は東電のとるべき対応を教えてやったのにその原告世帯への差別的扱いは明らかに裁判妨害だと抗議しました。

 東電は、世帯の賠償額確定に時間がかかったことはお詫びする。6月末までに賠償額を確定したいと述べました。これは、後回ししてきたことを事実上認める発言です、その件数を聞くと生業原告2500世帯の中で請求書が届いているのは1800世帯あり、この殆どが未払いであることを認めました。

裁判の原告を追加賠償から外すのは事務的に難しいことではなく、システムに組み入れれば済む問題です。世帯の賠償額確定に時間がかかるというのは見え透いた言い訳そのもの。こんないじめ、嫌がらせは直ちに是正せよと一斉に怒りの声が上がりました。東電は今月末までに対応策を文書回答することになりました。