14日、県革新懇総会が開かれました。1年間の活動を総括と方針の提起があり、各分野から報告も行われ、私からは6月県議会の県政報告を行いました。記念講演したのは鈴木浩福大名誉教授。2011年の大震災と原発事故当初、福島県の復興ビジョン策定委員会の座長を務められ、原発に依存しない社会をめざすことを明確にした復興ビジョンを作る上で大きな役割を発揮。その後の県政が復興ビジョンで掲げたスローガン通りに進められているのかとの問題意識で講演。私は残念ながら講演は聞けませんでしたが、レジメを見ると福島はじめ被災地の復興が県民、人間の復興になっていないこと、むしろ惨事に便乗して大企業が公共事業等で儲けをむさぼる姿になっていることは、軌道修正されるべきことだと指摘していることは大変重要だと感じました。
写真は挨拶する佐藤政男県革新懇代表委員
途中から抜け出して笹谷後援会のつどいに参加し県政報告。クーラーのない集会所でみなさん汗まみれの中でのつどいとなりました。参加した皆さんからは県政の実態が分かったが、国会と県議会では政党の態度が違うのは分かりにくいがなぜなのか等の質問も寄せられました。県政与党になると知事が言わないことは与党会派も言いにくい、柏崎刈羽原発再稼働に反対しないのは象徴的だと話しました。政党としての一貫性はどのように発揮されるのか、国民に対する政党の責任が問われることは間違いありません。原発再稼働も電力大企業の利益優先政治の結果、大企業言いなりの政治を正す方針を掲げるのが共産党の綱領だと紹介しました。