宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

9日、高湯先達山メガソーラー発電用地の現地調査と住民との懇談

 9日、村山市議とともに県が今月林地開発許可を出した高湯先達山メガソーラー発電用地の現地調査と、これまで反対運動してこられた住民の方々との懇談を行い高湯平別荘地の管理事務所の岡地さん、姥堂にお住いの佐藤さんたちからそれぞれお話を伺いました。

 岡地さんは県の森林部会の審議も傍聴したが、結論を出す場面は傍聴者が会場から出されたので確認できなかった。森林法の見直しが進まないと実際に事業を止めるのは困難だと思ったと感想を述べていました。豪雨時の調整池の機能が十分なのかについては、福島市内に降る降雨量に基づき計算されるが、市内中心部と吾妻山では倍以上の差があり、計算の基準の見直しが必要だと述べています。県や市には環境を守るための条例を作ってほしいとの要望もあり、是非住民団体としても議会に請願を提出していただくようこちらからもお願いしました。

 姥堂の佐藤さん宅には近所の方々も話を聞きたいと集まってくれていました。県が許可を出した事は大変残念だが、心配して話を聞いてくれる議員がいることが心強いと話しています。先達山は60年前にも大きな土砂災害が発生し死者も出ており、親からはこの土地と環境を守るよう言われ続けてきたと言います。そのため一人でも署名集めをしなければと思って地域を回り署名を集め県に提出してくれたのでした。

 予定地には既に重機が入り工事が始まっている様子が窺えます。

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