22日から6月定例会が開会。知事は議案提案説明でスペイン、ドイツを訪問し水素、アンモニア関連技術の連携覚書を締結したことを報告しました。再エネ推進と言いつつ、県が力を入れるのは水素、アンモニアの新エネルギー技術開発です。石炭火力発電を延命させるために水素やアンモニアを混ぜて燃やすというもの。CО2の削減効果は僅か4、5%と言われるように限定的であり、石炭火力にしがみつく日本のエネルギー政策には世界から大きな批判が相次いでいるのです。
知事は原発事故で失われた日常を取り戻さなけければならないと述べましたが、汚染水海洋放出が新たな風評被害を生み出すことは必至ですが、その事には触れようとしませんでした。
この日、汚染水海洋放出に反対し、海を汚すな市民会議、ふくしま復興共同センター等が昼休みの県庁前スタンディングを行いアピール。ここには共産党県議団も参加しました。知事への要請行動も行われました。私は、昼休みのスタンディングは西会津の町議選応援のため参加できませんでした。