宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

21日、農水委員会審査。酪農家への物価高騰対策で1頭2万円補助。早期に農家に届くようにすべき

 21日から農林水産常任委員会の審査。台風13号被害で被災したイネの共同育苗施設復旧に、激甚災害並みの9割補助の支援が行われることになりました。通常では2割補助であり、県と市が35%ずつ出して9割を支援するものです。

 物価高騰対策として酪農家に牛1頭当たり2万円の補助が予算化されました。酪農家は餌代の高騰で牛1頭当たり10万円の赤字になっていると言われ、赤字分は全額補助して欲しいというのが酪農家の要望。今回県が予算化した事業は、牛の飼育方法を変えて低コスト化、牛への負担軽減対策を行った事業者に対してその効果を見極め補助金を出すというものです。酪農家に補助金が届くのは来年の11月頃になる見込みと説明。しかし、それでは今の間に合わず廃業、倒産が出る危険性があると指摘、との各早く農家に補助金が届くように制度の見直し、工夫をしてほしいと求めました。