宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

18日、県議会の議運が共産党の本会議質問を年3回に制限を決定。議長は全く役割果たさず。

 18日開催の議会運営委員会は、年間の議員の一般質問を45人と決めて会派の人数で按分すると4人会派は年3回になるが、それを了とすることを多数決で決定してしまいました。今議会の質問通告は11人、自民党が今回は一人降りる形で10人となりましたが、9月議会では4人会派は一般質問できなくなります。公明党は、会派間の調整は認めるべきと発言、自民党との調整で毎議会質問も可能とする道を確保した形です。さすがにこれには県民連合も異を唱えました。

 共産党は、質問希望者が全員質問できるような日程調整をするのが民主的運営の原則と主張しましたが、他会派は賛成せず実りませんでした。県議は何のために議会に出てくるのか、県民の声を県政に反映させるためであり、議会質問は議員の命。それをいとも簡単に制限してはばからない感覚は、どこから出てくるのでしょうか。市町村議会にも劣る議会運営は恥ずかしい限りです。議会運営に責任を負う議長は、全く役割を果たさず最大会派の理不尽を黙って通しました。