宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

18日、水原地区の産廃処分場予定地を視察。クマガイ草への影響懸念も。

 18日、村山市議、松川地区の皆さんとともに水原地区の産廃処分場予定地を視察。開拓地の現地は勾配も急で、ここに産廃処分場を作るとなれば相当高い擁壁が必要になると思われます。すぐそばには希少植物のクマガイ草の群生地もあり自然豊かな地域の環境とイメージを損なう可能性も否定できません。産廃処分場建設を進める事業者の事務所なるところは、廃屋で誰も住んでいる気配どころか建物を使用している様子は見られず、地元住民が事業者に接触することは出来ません。予定地に行く途中に何か所か土砂崩れの跡が見られ、崩れやすい地盤であることが窺えます。

 予定地に土地を持ち現在も居住しているのは3軒のみ。間もなく90歳という方が農作業の手を休めて私たちと懇談。「ここでお勤めもしながら子育てしてきた。危険なものは作ってほしくない。今の自然をそのまま残してほしい」と話していました。このお宅で花はほぼ終わりに近いクマガイ草を見ることができました。