宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

11日、渡利地区の自治振興協議会。市長が市政運営方針を説明、駅東口開発についての説明会も実施。

11日、渡利地区の自治振興協議会が開かれ出席。市長から市政の課題と今後の方針について、市の街づくり8つの柱を説明しました。

地元からは、花見山周辺保全計画策定、松令橋の照明設備を元に戻すこと、災害時の避難場所の複数、松令橋の照明設備は要望に沿い今年9月に着工する、避難所は中央地区の避難所の活用も含め検討すると答えました。

 自由な意見交換で参加した町内会の役員さんからは、学童の待機の解消、ごみ有料化の考え方、有機農業や里山の活用等について質問が出されました。

 駅東口開発計画については担当部長と副市長が説明。物価高騰で計画の見直しを余儀なくされたため、商業施設とホテルは見送ったこと、コンベンションホールは3分割できる施設とし、多様な使い方が可能になる、食べ物横丁を設け、人が集まれる場所を作ると説明。参加者からは、何でも使えるのは何にでも使いにくい施設になるとの見方もあり、使特化したい方にする考え方もあっていいのではとの質問も出されました。

 市が買い取る保留床の価格は250から270億円になる見込み。年間の維持管理費は6から7億円と見込まれるが、利用料金収入でペイできるようにしたいと述べました。公共施設で年間数億円の利用料金を作るためには、相当高い利用金設定が必要となり、逆に使えない施設になりかねません。いずれにしても課題が大きすぎ市民も意見を述べにくい状況があると感じました。一度で終わりでなく、再度説明会を開いてほしいとの要望が自治振会長から出されました。