宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3日、市内上山口胡桃側の清掃と蛍の放流

 毎年胡桃川の清掃を行っている胡桃の会の清掃作業に顔を出しました。今年は蛍の放流も行われ来年夏が楽しみです。この地区には自分たちで作ったビオトープがあり、岡山小の子どもたちが授業で見に来るなど、地域と一体に整備と活用が図られ、環境大臣賞を受賞しました。今年は農地の多面的活用の補助金が年間18万で5年間付くことになったとのこと。中山間地指定にはならないのでその補助金は使えないそうです。

 帰りにゆずやタケノコ、ワラビを生産、加工して出荷していたお宅を訪問。ゆずは今も出荷停止の状態、放射線量は基準値を下回り出荷は可能なのに、市内の別の箇所で基準値を超えるものがあるために制限が継続しており、賠償の基準も最初は三越に引き取ってもらっていた価格が賠償されていたが、その後価格が10分の1に下げられ全く事故前の収入には届かないと嘆いていました。全量検査を行って、基準を下回れば出荷可能になるような仕組みを作ってほしいと訴えられました。

 7年近くたっても出荷規制がかかったままの農家の心情を分かってほしいとの訴えはその通りです。畑によって放射能の出方が全く異なるため、個別の農家に対応する仕組み作りは急務です。