宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

19日、先達山メガソーラー発電設備工事を請け負う奥村組事務所で工事の説明受ける

 19日、先達山メガソーラー発電設備工事の現地調査をもうしいれたところ、工事車両が多く危険との理由で断っていた請負事業者の奥村組の地元事務所で、工事の現況説明を受けました。工事現場がリアルに映し出される画面を見ながら、土工事は9月には仕上げたい。調節池は4つ、6月の雨で仮設水路があふれたのは3号調節池で、この水路はコンクリート側溝に代わっていました。しかし、未だ素掘りの側溝は残されています。このままではまた大雨で同じ被害が発生するのではないかと指摘すると、大量の土壌を動かす工事で途中に本格側溝は作れないと述べました。しかし、それでは下流域の安全は守れません。調節池を先行実施してから本工事に入るように指導しているのは土砂災害の危険があるためで、素掘りの側溝ではいくら調節池を作っても機能しない可能性があると指摘。まず安全対策を最優先すべきと求めました。 市内では反対の署名運動が取り組まれており、市民の願いは工事を中止して元ら戻してほしいという事だと指摘。

事業者が市や県に行った景観、見え方で、線のように見えるとの説明はどこから見た景観なのか尋ねると、アセスを委託した事業者が行った説明だとして、まともな説明はありません。地肌が赤く見える部分にはこれからソーラーパネルが設置されれば、黒ずんで見えるはずだから景観は変わると述べました。