今日の福祉公安委員会で、福島県が行っている子供の甲状腺検査と比較するために、国が行っていた3県の結果が報告となりました。
A2判定は56パーセントと福島県の41パーセントを上回り、二次検査が必要とされるB判定でも1パーセントと福島県の0.6パーセントを上回っていることが明らかにされました。但し、3県は3歳から18歳、福島県は0歳から18歳なので、福島県が若干低くなるのは当然ですが、福島県内で高い割合で嚢胞やしこりが発見され、原発事故との因果関係が心配されていましたが、この結果を見る限りでは、福島県特有の所見とは言い難いことも明らかになったと思います。
いずれにしても、しっかりとした検査を行って、早期発見、早期治療することが大事であり、県内全ての子どもを対象に実施する意味は大きいと考えられます。