宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

29日、商労文教常任委員会。教員不足は去年の144人よりも深刻で240人と100人近く増加。

 29日、常任委員会の審査で県教委についての質疑行いました。物価高騰対策で国の低所得者向け給付型の奨学給付金に県が6000円の上乗せ措置を行います。対象人数は6000人弱と少ないため、対象者の申請漏れがないよう制度の周知徹底を求めました。

 また、教員不足が全国的な課題となっている中で、今年の5月1日時点での不足数が、去年東北①多かったと気よりも更に増加している実態が分かりました。ところが、文科省教育委員会に行った調査で、全国の4割の教育委員会が悪化したと答えたのに対し、本県教育委員会は変わらないと答えたと言います。危機感の欠如と言わざるを得ません。教師免許を持ちながら現場に出ていない潜在教員に対し、研修を行っている教育委員会もありますが、本県は相談事業だけです。講師不足が原因と述べました。その講師について、4月は6日から学校が始業となるので6日の出勤を指示されている。月の1日に出勤扱いでないと交通費が出ないため、4月の通勤手当は支給されないとの現場からの声を紹介。講師不足を言うならこのような対応は直ちに是正すべきだと指摘すると、教育長は事実なら是正が必要だとして、調査して報告すると答えました。

 福島工業高校の体育館バスケットボードが故障して使えなくなっているとの話があったので、委員会で早急にに修理することと、34年経っているので他の学校も総点検すべきと求めました。県教委の財務課長は故障は承知しているが、修理にお金がかかるのでと述べていましたが、どうやらその日のうちに県から修理することにしたとの連絡があったようです。