宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

6日、県北振興局管内の職員と議員の意見交換会。高湯メガソーラー発電設備の土砂流出も報告に

 6日、毎年恒例の県北振興局管内の職員と議員の意見交換会が開かれ出席。ここでは、今福島市内で大問題の高湯メガソーラー発電設備設置工事を巡る土砂流出事故についても農林事務から報告がありました。私からは、朝日新聞報道によれば、出先の農林事務は事業者に工事の中止を命じたが、県の本庁が違法性はないとして中止命令を撤回した経過が紹介されており、その事実関係の詳細な報告を求めました。土砂は3号調節地に雨水を集める水路が素掘りで土砂が埋まったために水があふれて県道に流出したとのこと。掘り直しされ原状回復されたことから、中止命令は撤回されたとのことでした。そもそも素掘りのままの水路にまた大雨が降れば、同じことが繰り返されるのは明白だと指摘、出先機関の判断は適切であり、繰り返させないための対策を講じさせることこそ優先されるべきで、直ちに素掘り側溝は3面コンクリートにするよう指示すべきと求めました。今回、1時間30ミリの雨量で土砂流出が発生しています。森林保全課は、これを想定外の雨が降ったために起きたこととしていますが、時間雨量100ミリもの線状降水帯が発生したらどんな事態になるのか、市民は不安を感じており、県は林地開発の許可権者として市民の不安解消に努めるべきです。