宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

国見の県北流域下水道終末処理場の汚泥乾燥施設建設がようやく動き出すことに

 下水道の汚泥がどこでも処理できずに場内に蓄積されている問題で、国見町の県北処理場の汚泥対策も暗礁に乗り上げていました。9月補正で48億円の予算を取り、乾燥施設の建設を計画していました。今日地元の協議会を開き、合意形成にこぎ着け、日本下水道協会に委託契約するために専決処分したいとの説明がありました。現在国見の処理場には、2万トンの汚泥が、テント60張りの中に溜め込まれています。悪臭対策が行われたので、臭いは随分減りました。乾燥施設ができれば、もっと臭いも減らすことができます。

 現在の汚泥の放射線量は、200ベクレルを下回っており、一部はコンポストの肥料に出しているとのこと。コンクリートの材料にするには、100ベクレルを下回らないと引き受けてもらえないそうです。