東電が昨日、いわき市と漁協に対して、原発敷地内の地下水を建屋に流れ込む前に汲み上げて海に放出したいとして、了解を求める申し入れを行ったとの報道がありました。
この報道の中で、地下水の水質調査の結果、トリチウムが39ベクレル検出されたが、基準値をはるかに下回っているとして、そのまま海に放出したいというのが東電の考えだとしています。いわき市長は、いくら基準値以下だとしても、市民の合意は得られないだろうと述べたと報道されました。
微量であってもトリチウムを含む水が放出されれば、風評被害は避けられません。
本日、東電福島事務所と県に対してこのままの海洋放出は行わないよう申し入れました。
県の原子力安全対策課長にも申し入れ