宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

14日、コロナ対策や汚染水問題、防潮堤で東電に申し入れ

 14日、党県議団として東電に対してコロナ対策、汚染水海洋放出しないこと、第一原発の防潮堤を内閣府津波予測に対応できるものに嵩上げすることなどを申し入れました。東電からは福島復興推進室の遠藤副室長が対応しました。

この中で特に国民的関心事となっている汚染水処理については、東電は国の結論を待っている。昨年末の時点で国の基準値を超える汚染水は72%ある、除去できないトリチウムは1リットル当たり73万ベクレルあると述べ、今年度から基準値を超える汚染水の二次処理を開始する方針を明らかにしました。これまで東電は処理方針が決定したら二次処理に取り掛かるとしてきましたが、いよいよ処理に向けた本格的な動きを始める意思表示とも言えます。県民、国民が納得しない海洋放出は認ず、あらゆる方法でタンクでの地上保管の継続を求めました。

 1、2号機の排気塔解体作業は終了しましたが、排気塔の下の配管接続部の放射線量は4.3シーベルルトあるとの報告には驚きです。改めて作業員の安全確保を要望しました。

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