宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

12月補正予算で賃上げ支援に10.5億円。クマの緊急対策に予備費を9692万円。

 県の12月補正予算案の説明があり、中小企業の賃上げ支援として10.56億円を計上することに。 9月5日時点で時給955円から1018までの人に対して1人3万円を補助するとしており、事業者への上限は設けないとしています。賃上げ支援策はかねて求めてきたもので、中小企業にとっては大きな支援です。

 また、補正予算を待たずにクマ対策として9692万円を予備費充当ですぐ使えるようにします。県内各地から予算増額を求める声が上がったためとしています。3000万円の専決処分では到底間に合わないことは明らかで、地方議員の皆さんとともに行った県交渉でも求めていたものです。

25日、消費税減税を求める街頭宣伝と、新潟県知事の柏崎刈羽原発再稼働容認に抗議する街頭宣伝

 25日の昼宣伝は2つの行動に取り組みました。1つは、毎月24日に行う消費税減税求める宣伝です。高市政権の20兆円を超す経済対策に消費税減税は盛り込まれていません。経済対策を言うなら真っ先にやるべきは国民多数が求める消費税減税なのに、全くやる気無し。賃上げ支援策も見当たりません。福島県は来年1月から最賃が1033円に引き上げられ、違反すれば罰せられます。中小企業は物価高騰による影響を価格転嫁できておらず、そこに賃上げが加わるため経営難に陥る事業者が相当出てくることは必至。早く国が賃上げ支援に乗り出さなければ救済されずに廃業か倒産に追い込まれる事が避けられません。強い経済と言って大企業を支援し、経済対策の口実で防衛予算を1.7兆円も増額しようとする高市内閣は誰を助ける内閣なのかは明らかではないでしょうか。

 その後、新潟県の花角知っており、事が東電の柏崎刈羽原発の再稼働容認の方針を記したことに抗議する宣伝行動を行いました。新潟では全国から集まった1200人が抗議の意思を示す人間の鎖で県庁を包囲する抗議行動が同時に取り組まれました。福島の原発事故後は1基も動いておらず、東電の初めての再稼働です。しかし、東電が今責任を持つべきは再稼働などではなく、福島の事故原発の安全な廃炉作業に全力を傾注することです。

 



 

来年の憲法記念日までに、憲法9条の碑が渡利の瑞龍寺に建立されることに

 来年5月3日の憲法記念日までに、憲法9条の碑が渡利瑞龍寺に利建立されることになり、実行委員会が動き出しています。石を提供されたのは、古殿町会議員の岡部淳一さん。石屋さんでもある岡部町議が快く石材を提供されたことで実現の運びに。全国で9条の碑を作る動きが出ており、福島県でも期待が高まっています。