今朝、朝食会を兼ねた市長と県議との懇談会が開かれました。瀬戸市長からは、市内の除染に向けた地域協議会が作られつつあり、仮置き場設置についても、住民サイドから提案も出はじめていること、ホールボディカウンターによる検査は、12000人終了し、18才以下と妊婦の対象者の21%に匹敵、全員1ミリシーベルト以下だったこと、再来年に、東北6県のまつりを一堂に会するまつりを県と福島市で開催する方向で検討中であることなどが報告されました。
県の目玉事業、企業立地補助金は、22件の申請に対して18件しか認められず、大臣にも要請したがあいまいな回答だったと不満を表明。
除染については、個人や企業が実施したものについて、国は、一旦契約を破棄し、市が再契約する形でないとダメだという見解が示されたとのこと。がれき処理と同じ方式を考えているらしいが、そんなことは事務処理上膨大でできないと、国に再検討を求めており、回答待ちの状態だとのこと。
避難者の生活再建をどう進めるかと、中間処理施設設置は一体で示されなければ事態は進まない、福島市にも1万1000人が避難してきており、福島市内にも復興公営住宅建設が必要だと考えているとの提起がありました。